活動の原点:子ども時代の3つの「すき」が、唯一無二の武器になるまで

3つの好き

なぜ「自分軸」が必要だったのか

私は、2024年11月に独立20周年を迎えました。

このとき私は54歳。大きな節目にあらためて自分に向き合い、確信しました。

それは「20年前の判断は間違っていなかった」ということです。

かつて技術者だったころ、私は自分の価値を見失いかけていました。大学・大学院で工学を学び、メーカーに入社して、憧れの職業に就いたものの、日々の仕事に振り回され、いつしか他人と比較して自分を測る「他人軸」で生きていたのです。

そこで私は、思い切って組織を離れ、他人の目を気にせず「自分軸」で生きる道を選びました。

その結果、私は20年間フリーランスのライターとして走り続けることができました。それは何より、自分に嘘をつくのをやめ、ラクに走れるようになったからだと、自己分析しています。

私を構成する、3つの「すき」の掛け合わせ

私の活動の根源をたどると、50年以上前から変わらない「子ども時代の3つの『すき』」に行き着きます。これらをすべて叶えたからこそ、今日まで歩んでこれたのです。

  • 乗りものがすき(興味の原点)
    • 電車・自動車・船・航空機。それらが動く姿に心を奪われた純粋な好奇心。それが、今の専門領域である「交通」の土台となりました。
  • 科学がすき(分析の視点)
    • 「なぜ動くのか?」を知るための探求心。調査・実験・理解を繰り返すループが、技術者としての論理的思考と、緻密な取材力の源泉となりました。
  • 表現がすき(伝える力)
    • 得た知識を自分の中に留めず、誰かに伝えることで喜んでもらいたい。そのこだわりが、難解な技術を可視化する「図解」や「ライティング」の技術へと昇華されました。

複数の「すき」が、プロとしての「希少価値」を生む

一つひとつの「すき」を持っている人は多くても、それらを掛け合わせて仕事にする人は多くはありません。

私は、3つの「すき」を活かし、次のような能力を発揮しています。

  • 交通の現場を熟知している。
  • 科学的・技術的背景を論理的に解説できる。
  • それを一般の人にも分かりやすく表現できる。

この3つの円が重なる部分こそが、私の「自分軸」であり、フリーランスとして20年以上生き残ることができた最強の「武器」なのです。

結びに:技術と社会の「架け橋」として

私が今、交通技術ライターとして活動しているのは、たんなる仕事ではありません。子ども時代に抱いた「すき」という感情を、現代社会の課題解決や、技術の価値を伝えるために役立てたいと願っているからです。

私は今後も「自分軸」で生きていきます。また、3つの「すき」を原動力にして、人と現場、技術と社会をつなぐ架け橋であり続けたいと考えています。

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