プロフィール– PROFILE –
経歴
パーソナルデータ

- 1970年6月18日生まれ
- 三重県出身
- 茨城県南部在住。
学歴

1990年4月ー1994年3月,4年
東北大学 工学部 分子化学工学科
- 燃料電池・リチウム電池・生物電気化学を扱う研究室に所属
- 化学・研究手法・プレゼンテーションの基礎を学ぶ

1994年4月ー1996年3月,2年
東北大学 大学院 工学研究科 博士前期課程(修士)材料化学専攻
- 電気化学反応を原子レベルで解析する研究室に所属
- 通商産業省(現・経済産業省)のプロジェクトで、海外の研究者とも交流
職歴

1996年3月ー現在,
季刊『旅と鉄道』100号(1996年3月発売)からイラスト制作を担当。大学院在学中に出版業で商業デビュー。

1996年4月ー2004年11月,9年弱
JSR株式会社(大手化学メーカー)
- 四日市工場(四日市研究所),1996年4月ー1998年4月
- 物性分析グループで半導体材料等の研究開発をサポート
- 所要時間を48分の1に短縮する分析方法を開発
- 入社2年目で社内研究賞受賞
- 筑波研究所,1998年5月ー2004年11月
- 半導体材料等の研究開発
- 在職中の研究で特許取得

2004年11月ー現在,20年以上
- フリーランスとして活動開始(2004年11月)
- 軸足をイラストレーターからライターへ移す
- 身近な交通に使われている技術を一般向けに翻訳・紹介
- 技術者だった経験と、文章や絵で表現する能力を活かす
- 活動範囲を拡大
- 鉄道→道路→自動車→都市計画→
- ライティングだけでなく、コンサルティングも手掛ける
活動の根源と内容
私の活動の根源は、子ども時代の3つの「すき」です。
①乗りものがすき
②科学がすき
③表現がすき
すべての根源になったのは①です。私は乗りものの動く模型をつくることで「科学」に興味を持ち、乗りものの絵を描くことで「表現」に興味を持ちました。
学生時代は、①②③に関する知識や技能をそれぞれ高めてきました。
その結果、1996年に②と③のプロフェッショナルとなり、二足のわらじをはきながら、別々に活動しました。
その後、独立を機に①②③の知識と能力を組み合わせ、乗りものを通して技術をわかりやすく紹介する活動を開始しました。


なぜ、専門分野を「化学」から「交通」に変えたのか。それは、「化学」よりも「交通」のほうが関心を持つ人が多く、「科学」の入口になりやすいと考えたからです。
私は、大学時代に「科学(サイエンス)コミュニケーター」になりたいと考えました。「科学コミュニケーター」とは、科学者と一般の人をつなぐ存在であり、科学のむずかしい話を噛み砕いて紹介する翻訳者でもあります。
しかし、私は、大学院を出てからメーカーに就職して技術者になりました。当時の日本では「科学コミュニケーター」という存在はあまり認知されておらず、職業にするのが困難だったからです。
ただ、技術者をしているうちに、「科学コミュニケーターになりたい」という気持ちが強くなりました。
そこで、メーカーを退社して独立し、フリーランスとして技術翻訳をする活動を始めました。それまで関わっていた「化学」をいったん捨て、「交通」を学び直し、少しずつ領域を広げながら現在に至っています。

取材対象は、「技術」から「人」へと変化しています。交通を支える現場を見学するたびに、「技術」そのものではなく、それを駆使して働く「人」が社会を支えていると感じるからです。
技能

- 難解な技術の話を、一般向けにわかりやすく翻訳・紹介
- パラグラフ・ライティングを応用した、内容が頭に入りやすい文章を執筆

- 自著の図表のほとんどを自作
- 2D-CG
- アナログにも対応

- OS
- Mac OS, iOS
- Microsoft
- Word, Excel, PowerPoint
- Adobe
- Photoshop, Illustrator, Lightroom, Premiere Pro
- AI
- Gemini, ChatGPT, Copilot, DeepL, etc.
- Website
- WordPress
- その他多数
取材活動
私のこだわり

- 安全第一
- 5ゲン主義(現場・現物・現実・原理・原則を重視)
- 情報の正確性と客観性を重視
- 趣味の観点を排除
- 日本語の資料だけに頼らない

「頭で考えるな! 現場に行け!」
これは、技術者として工場で勤務していたころ、上司に言われた言葉です。実際に製造現場では、机上では想像できないことが起きていました。
このため、独立した今も、交通を支える現場に足を運び、そこで働く方の話をできるだけ聴くようにしています。

「日本語で書かれた情報だけに頼るな!」
これは、大学時代に恩師に言われた言葉です。そもそも日本は、海外から科学や技術を輸入した国なので、それらを深く知るには、国内だけでなく、海外に目を向ける必要があります。
このため、独立後は、海外から情報を入手するだけでなく、海外の国々を訪れ、現地の交通やまちづくりを観察しています。
取材対象(国内🇯🇵)

- 総合指令室(JR東日本東京総合指令室)
- 乗務区(JR貨物大井機関区・JR九州博多新幹線乗務所)
- 総合車両基地(JR東日本新幹線総合車両センター・JR九州熊本総合車両所)
- 保線区(JR九州熊本新幹線工務所)
- 地下鉄建設現場(東京メトロの副都心線と有楽町線連絡線)
- 製造メーカー(車両・電機品・分岐器・窓ガラスなど)
- 講演会・展示会(鉄道技術展・鉄道総研講演・JR西日本総合展示会など)
- 博物館(鉄道博物館・京都鉄道博物館など)
- 鉄道イベント(鉄道事業者、ギャラクシティなど)

- 交通管制室
- パトロール隊基地
- メンテナンス現場(高架橋補修)
- 建設現場(中央環状品川線・山手トンネル)
- 換気塔(大橋ジャンクション)
- 講演会・展示会(首都高50周年展・ハイウェイテクノフェアなど)

- 試乗(MEGA WEB等多数)
- 講演会・展示会(自動車技術展・東京モーターショー・ジャパンモビリティショーなど)
- 博物館(トヨタ博物館・MEGA WEB)
- 電池の研究者(東北大学などの大学・研究機関)

- 自治体の都市整備の部署(東京都都市整備局など)
- 資料室(まちづくり資料室・東京都都市づくり公社)
- 講演会(国土交通省・大学など多数)
取材対象(国際🌎)

- 🇬🇧イギリス
- ロンドン・リバプール・ヨーク・オックスフォード
- 🇫🇷フランス
- パリ・リヨン・ストラスブール・ミュルーズ
- 🇩🇪ドイツ
- ベルリン・フランクフルト・ケルン・ニュルンベルク
- 🇺🇸アメリカ
- ニューヨーク・ボストン・ニュージャージー

- 🇩🇪イノトランス(InnoTrans=国際鉄道技術専門見本市・ベルリンで開催)
- 🇯🇵UIC世界高速鉄道会議(第9回・東京で開催)

- 🇯🇵欧州ビジネス協会鉄道委員会
- 海外の交通関連企業

- 🇬🇧国立鉄道博物館(ヨーク)
- 🇬🇧ロンドン交通博物館(ロンドン)
- 🇬🇧ブルネル博物館(ロンドン)
- 🇫🇷シテ・デュ・トラン/フランス鉄道博物館(ミュルーズ)
- 🇩🇪ドイツ鉄道博物館(ニュルンベルク)
- 🇩🇪ドイツ技術博物館(ベルリン)
- 🇺🇸ニューヨーク交通博物館(ニューヨーク)
マスメディアでの実績
出版

出版点数多数
ウェブメディア

寄稿多数
- 現代ビジネス(講談社)
- マネーポストWEB(小学館)
- KURU KURA(JAFメディアワークス)
- 東洋経済オンライン
- プレジデント・オンライン
出演
- テレビ
- 田村淳の訊きたい放題(TOKYO MX)
- Rec東京(日本経済新聞社)
- スッキリ!! 電話出演(日本テレビ)
- 東京クラッソ (TOKYO MX)
- NEWS WEB(NHK G)
- Japanology Plus(NHK WORLD)など
- ラジオ
- 吉田照美 飛べ!サルバドール(文化放送)
- 吉田照美 ソコダイジナトコ(文化放送)
- 大村正樹 サイエンスキッズ(文化放送)
- 荻上チキ Session22(TBSラジオ)
- 今日は一日鉄うた三昧(NHK FM)
- TOKYO SOUNDS GOOD ネクストサロン(TOKYO FM)
- STEP ONE(J-WAVE)など
制作協力
- テレビ
- わが家の最寄りは秘境駅(BS日テレ)
- 出川哲朗のクイズほぉ〜スクール(NHK E)
- 有吉のお金発見突撃!カネオくん(NHK G)
- ブラタモリ(NHK G)
- 月曜から夜ふかし(日本テレビ)など多数
- ラジオ
- TOKYO MORNING RADIO(J-WAVE)
- 安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ)など多数
事務所名の由来

事務所名の「kawaberry(カワベリー)」は、私の屋号です。
以下の3つの理由からつくった造語です。
- 名字が「川辺」である
- 事務所が「川べり」にある
- 近所に「berry類」の果樹園がある
使用開始時期:2004年11月